専用治工具をトータルに手がけ、
航空機組立の現場を下支え。

竹内 祐二

航空機事業部 治工具課

2007年入社

日本福祉大学 社会福祉学部 卒業

設計からメンテナンスまで
トータルに手がける。

私が所属するのは航空機事業部の治工具課。治工具とは、加工や組立の際に、部品や工具の位置を正確に指示・誘導するためのものです。航空機の場合、大きな部品を吊り下げる道具や作業のために必要な階段なども治工具にあたります。そうした航空機組立専用治工具の設計・製作から設置、メンテナンス業務までを一貫して手がけるのが、私たち治工具課。航空機メーカーの仕様書に沿って設計図を書き起こすことから始め、実際に製造を担当する協力会社の選定とマネジメント、納入作業にいたるまで、いくつものプロジェクトを同時進行させています。

厳しい基準のもとで生み出す
オーダーメイドの一点モノ。

航空機という特殊な製品の製造現場で用いられる設備や工具ですから、当然、厳しい基準のもとで準備されます。製作を行う場所にもルールがありますし、使用する素材にも強度や温度変化に対する厳格な基準が定められています。例えば、アルミ製の機体に直接取り付ける部品などは、1/1000mm単位での精度を維持しなければなりません。自動車業界などよりも、さらに厳しいのが航空機業界のモノ作り。独自のルールをよく理解し、常に緊張感を持って仕事に挑んでいます。また、すべてが一点モノですから、毎回新鮮な気持ちでプロジェクトに取り組めるのも魅力です。

ゼロからのスタートで
身につけた知識・スキル。

もともと航空機の組立に興味がありテックササキに入社した私。大学での専攻は社会福祉で、モノづくりの現場で求められる専門知識や技術はありませんでした。まったくゼロからのスタートで、最初に配属されたのが航空機事業部の生産技術課。自社工場の作業環境の改善に携わる中で「治工具改善プロジェクト」を担当し、治工具に関する基礎知識は身につけていましたが、本格的に勉強を始めたのは入社3年目に治工具課に移ってからです。現場に足を運んだり、設計に必要な計算方法を学んだり、CADのスキルを身につけたり…。先輩に教えてもらいながら、一つひとつ覚えていきました。

難しいことをわかりやすく。
それが若手育成のカギ。

そして10年以上の経験を積み、現在は技師として若手の指導にも力を注いでいます。気をつけているのは、わかりやすく伝わりやすい言葉を使うことです。航空機組立専用治工具という特殊な分野ですから、とにかく専門用語が多い。また、電気、空気、動力、材料力学など幅広い分野の知識が必要で、それらをすべて網羅するのは大変なことです。何かを教えるときは、できるだけ噛み砕いた表現を用いることで理解度を高めるようにしています。専門外の分野で一から仕事を覚えてきた自分自身の経験を生かせているのかもしれません。

スケールの大きさと
達成感、責任感は比例する。

以前、旅客機の主翼を組み立てる工場を担当したことがあります。1本約30mもある主翼の治工具は、それ以上の大きさ。台座として支えたり、吊り上げたり、動かしたり、さまざまなタイプのものがあります。そのメンテナンス作業に携わり、各治工具のメンテナンス・点検、荷重試験などを行いました。大きな治工具のメンテナンス・点検作業は、体力的にも大変です。荷重試験のために重機を用意するなど、とにかく一つひとつのスケールが大きく、苦労の連続でした。その分、やり遂げたときの達成感も大きいし、心に深く残っています。納品して終わりじゃなくその先のケアも手がけることで、責任感も強くなります。

モノづくり現場の自動化に合わせた
新しい提案にも挑戦したい。

チーム全体のスキルの底上げ。それが今の私の目標です。治工具課の社員一人ひとりの知識・スキルを向上させ、クオリティに差が出ないような仕組みづくりをしていきたいと考えています。また、プラスアルファの取り組みにも力を入れていきたいと考えています。今、製造業では作業環境の自動化が進んでいます。治工具にも自動化は求められていますし、今後はさらに需要が増えるはずです。治工具課として、自動制御を取り入れた治工具の開発・提案を積極的に行うことで他社との差別化をはかり、選ばれ続ける存在になることを目指します。

⼀⽇の流れ

  1. 7:30

    出社

  2. 8:00

    朝礼

    その日の工程・作業確認

  3. 8:30

    現場での打ち合わせ

    設置の日時調整など

  4. 12:00

    昼食

  5. 13:00

    事務所での業務

    設計業務、見積作成など

  6. 17:00

    作業終了・退社

キャリアパス

  1. 新入社員 [ 入社〜 ]
    生産技術課に配属。生産サポート部門で工場の改善業務に携わる。
  2. 治工具課 [ 3年⽬〜 ]
    航空機専用治工具の受注・設計・納品までの業務を担当。
  3. 現在 [ 13年目〜 ]
    経験豊富な技師として若手の指導にも力を入れる。

先輩社員に聞いてみた!

趣味は何ですか?

旅行です。旅行仲間と一緒に、温泉めぐりや山歩きなどによく出かけます。自然豊かな土地を旅するのが好きなんです。最近では、三重県の熊野古道を歩きました。

最近ハマっていることは?

テレビのお笑い番組を見るのが好きで、お気に入りの芸人は千鳥。彼らが出ている番組は欠かさずチェックするようにしています。

オフの日の過ごし方は?

心身を休めて翌日の仕事に備える…と言うとカッコつけ過ぎかもしれませんが(笑)、家でのんびりしています。ネット配信の映画やテレビを観たりして、くつろいだ時間を過ごします。

求職者へのメッセージ

とても専門的で高度な仕事だと思うかもしれませんが、必要な知識やスキルは入社してからいくらでも身につけられます。文系学部出身の人でも、当社の事業への興味と仕事への意欲があれば大丈夫です。必要なのは、洞察力や判断力。それは、仕事を通して多くの人とコミュニケーションする中で養っていけると思います。

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