製造業の
快適な生産環境をサポート
汎用空気圧縮機とはガスや空気を圧縮して送り出す装置のことです。エアーコンプレッサとも呼ばれ、工場内にあるゲートの開閉、プレスや工作機械、空圧工具や塗装など、多種多様な生産設備の動力として使われます。例えば、整備工場などで自動車のタイヤホイールを脱着する際、ボルトを高速回転させて素早く締める工具がありますよね。あれはエアーコンプレッサを動力としているのです。当社では、自動車関連を中心にした製造業や食品会社などのお客様に対し、エアーコンプレッサの販売・メンテナンス・設置工事を通して快適な生産環境のサポートを行っています。
製品の構造や機能を学ぶ。
それも営業の大切な仕事。
営業職としての私の仕事は、既存のお客様のフォローが基本です。担当するお客様のもとを訪問し、使用中のエアーコンプレッサの稼働状況を詳しくヒアリング。不具合やお困りごとがあれば、メンテナンスの手配をして改善に繋げます。また、機器の更新を希望されるお客様には新しい製品を提案して設置工事について調整。導入に向けた手配を行います。メンテナンスや設置の作業を実際に行うのはサービス担当の技術者ですが、営業職にとっても製品やメンテナンスの知識は必須。エアーコンプレッサの構造や機能について学ぶため、入社後半年間はメンテナンスの現場に頻繁に同行していました。
自分の足で情報を稼ぎ、
新たな信頼関係の構築に繋げる。
もう一つのアプローチが休眠顧客の掘り起こしです。お取引頂いた実績はあるものの、継続したお付き合いに至らなかったお客様。そうした企業を訪問し、新たな関係構築に繋げるのです。つまり“お客様”とはいえ、新規のお客様に等しい存在ですから、自分の足で情報を得なければなりません。一社一社訪問し生産現場を見せて頂いて、エアーコンプレッサの設置状況を知ることから始めます。そこで古い機器を使っていらっしゃったり更新時期が近いお客様を見つけると、商談に繋げます。そうやって何度か顔を出すうちに信頼関係ができ、新たな契約に至った時の喜びは大きいです。
データを根拠にお客様を説得。
それが私の営業スタイル。
エアーコンプレッサ提案のキーワードは“省エネ”と“コスト削減”。一般的な工場におけるエアーコンプレッサの消費電力量は、全体の20〜25%を占めるほど大きいんです。そのため“省エネ診断”でお客様のエアーコンプレッサの電流値を1週間ほど計測。取得したデータを解析し、新しい機器を導入することで削減できる電力量を算定します。それをわかりやすい資料にまとめて提案するんです。あるお客様の場合、年間60万円ほど電気代をカットできることがわかり、機器の更新を決めて下さいました。そのことがきっかけで、データを根拠にお客様を説得するという営業スタイルを作れたと思います。
窓口として答えられることを
できるだけ増やす。
仕事では、スピード感を大切にしています。お客様のエアーコンプレッサに不具合が出た場合、まずは営業担当の私に連絡があります。その段階で答えられることをできるだけ増やしておけば、技術者とやりとりしている間のタイムロスが減り、その分、スピーディな課題解決に繋がります。そのため、日頃からお客様の工場内の環境や生産体制への理解を深めるようにするほか、メーカー主催の勉強会に参加するなどして製品知識も常にアップデートするようにしています。また、お客様から重要なポイントを的確に聞き出す手法なども、先輩たちの仕事ぶりから学んでいます。
守備範囲を超えた頑張りが
お客様の満足、自分の成長に繋がる。
日々、お客様と接していると、エアーコンプレッサ以外の生産設備に関するご相談を受けることも多々あります。それは、お客様と信頼関係が築けている証拠。私を頼って下さったお客様のためにも「できません」とは言いたくないし、そこで終わらせてしまうのは仕事としても面白くない。自社の産業設備事業部と連携して対応したり、お客様にとってベストな提案であれば他の事業者をご紹介することもあるんです。エアーコンプレッサの提案・販売だけでなく、お客様の生産環境をトータルで整えるお手伝いをする。その範囲を広げていくこともこれからの目標です。
⼀⽇の流れ
先輩社員に聞いてみた!
趣味は何ですか?
サッカーが好きで以前はチームに入って楽しんでいました。ポジションはフォワード。最近は練習に行けなくなって体も鈍っているので、また復帰したいです。
最近ハマっていることは?
映画が好きで、よく観ます。大ヒットした「ジョーカー」を友人と一緒に映画館で観ました。旧作のDVDをレンタルして自宅でゆっくり観るのも好きです。
オフの日の過ごし方は?
一人暮らしなので、掃除、洗濯、買い物など家事全般をきちんとやろうと思っています。休日は、プライベート空間を整えて生活をリセットする日と決めているんです。
出社